【2026年最新】北見市エリア別ガイド|住みやすさ・相場・子育て環境を地元不動産会社が解説


北見市・美幌町で不動産売買を専門に手がける株式会社しろくま建物管理です。

「北見市のどのエリアに住めばいいのか」「子育てに向いている地域は?」「予算内で買えるエリアは?」——こうしたご相談をよくいただきます。

北見市は2006年に旧北見市・端野町・常呂町・留辺蘂町が合併して誕生した、面積1,427km²の広大な市です。同じ「北見市」でも、エリアによって地価・生活環境・通勤事情はまったく異なります。

本記事では、旧北見市の6方面と合併旧3町について、不動産の売買実績500件以上の経験をもとに解説します。


北見市の全体像

北見市の全体像

まず、北見市の基本データを押さえておきます。

項目 データ
人口 約10.8万人(2026年1月時点)
世帯数 約6.1万世帯
面積 1,427km²(北海道最大級)
主要産業 玉ねぎ生産量日本一、ホタテ養殖、畜産
交通 JR石北本線、女満別空港まで車約40分
気候 1月平均最低気温-14.2°C、年間降雪量414cm

北見市は車社会です。JR石北本線は本数が限られており、日常の移動は車が前提になります。エリア選びでは「幹線道路へのアクセス」と「生活施設までの車の距離」が重要です。


旧北見市エリア:中心部(JR北見駅周辺)

旧北見市エリア:中心部(JR北見駅周辺)

主な町名:中央町、大通西、大通東、幸町、南仲町、番場町、北条西、本町、山下町

住環境

北見の商業・行政の中心地です。JR北見駅、北見バスターミナル、パラボ(まちきた大通ビル)が集まっています。

  • 北見赤十字病院(北6条東2丁目)がオホーツク圏唯一の救命救急センターとして機能
  • スーパー、金融機関、飲食店が徒歩圏に集中
  • 除雪は幹線道路を中心に優先的に実施

不動産の特徴

項目 データ
住宅地の坪単価 約6.7万〜8.1万円
地価変動率 横ばい(0.00%)
中古住宅の価格帯 500万〜1,500万円

市内で最も地価が高いエリアです。物件の流通量は多いものの、土地が広い物件は少なく、建物も築年数が古いものが中心です。

こんな方に向いている

  • 車を持たない方、将来的に手放す予定の方
  • 北見赤十字病院の近くに住みたいシニア世帯
  • 単身者・少人数世帯

旧北見市エリア:北方面(駅北側の高台・高栄地区)

旧北見市エリア:北方面(駅北側の高台・高栄地区)

主な町名:美芳町、高砂町、寿町、花月町、北斗町、高栄西町、高栄東町、北進町、緑町、若葉、桂町、双葉町

住環境

JR北見駅の北側に広がる住宅地で、ファミリー層に最も人気のあるエリアです。

  • 高砂町周辺は学校が集中しており、子育て世帯から特に支持されている
  • 美芳町は駅徒歩圏でありながら閑静な住宅地
  • イオン北見店(北進町)があり、日常の買い物に便利
  • ラルズマート高栄店、ドラッグストアなど生活施設が充実

不動産の特徴

項目 データ
住宅地の坪単価 約5.8万〜7.2万円
地価変動率 横ばい(0.00%)
中古住宅の価格帯 500万〜2,000万円

人気エリアのため、状態の良い中古住宅は比較的早く動きます。新築建売も供給されています。

こんな方に向いている

  • 小中学校の学区を重視する子育て世帯
  • イオン・ラルズなど商業施設に近い生活を希望する方
  • 中心部に近いが落ち着いた環境を求める方

旧北見市エリア:西方面(西北見駅・三輪地区)

主な町名:中央三輪、東三輪、西三輪、光西町、西富町、栄町、常盤町、とん田東町、とん田西町

住環境

国道39号沿いに広がる住宅地で、三輪地区は北見市内で最も住宅需要が安定しているエリアです。

  • コープさっぽろみわ店(三輪)が中心的な買い物先
  • 三輪小学校の学区として、子育て世帯に人気
  • JR西北見駅(A59)があるが、利用頻度よりも国道39号や北見道路へのアクセスが評価されている
  • 当社(しろくま建物管理)の本店は東三輪にあります

不動産の特徴

項目 データ
住宅地の坪単価 約6.5万〜6.9万円
地価変動率 東三輪のみ+0.97%(市内唯一の上昇)
中古住宅の価格帯 300万〜1,800万円

東三輪は北見市で唯一、地価が上昇しているエリアです。人口減少が続く市全体の中で、需要が集中していることを示しています。三輪地区全体で見ると、築年数や状態に幅があり、予算に合わせて物件を選びやすいエリアでもあります。

こんな方に向いている

  • 三輪小学校区を希望する子育て世帯
  • 国道39号・北見道路へのアクセスを重視する方
  • 中心部に近い住宅地で、値ごろ感のある物件を探している方

旧北見市エリア:南方面(駅南側)

主な町名:美山町南・東・西、清月町、清見町、南町、春光町、緑ケ丘、中ノ島町、泉町

住環境

JR北見駅の南側に広がる住宅地です。

  • コープさっぽろきよみ店(清見町)、コープさっぽろきたみ春光店(春光町)が生活の核
  • 美山小学校南小学校南中学校の学区
  • 中心部からの距離がやや離れるため、静かな環境
  • 自然が多く、緑ケ丘は公園が近い住宅地

不動産の特徴

項目 データ
住宅地の坪単価 約5.1万〜6.5万円
地価変動率 美山町南のみ-0.7%(市内唯一の下落)
中古住宅の価格帯 250万〜1,500万円

中心部や北方面に比べて地価が安く、広い敷地を確保しやすいのが特徴です。美山町南は地価が下落傾向にあり、資産価値の面では注意が必要ですが、その分同じ予算で広い家に住めるメリットがあります。

こんな方に向いている

  • 予算を抑えつつ広い敷地を確保したい方
  • 静かな環境を好む方
  • 敷地内の除雪スペースに余裕がほしい方(北見の冬では重要)

旧北見市エリア:北光地区(常呂川北岸)

主な町名:北光、光葉町、花園町、新生町、川沿町、北央町、錦町、広明町、末広町、無加川町

住環境

常呂川を挟んで市中心部の北東側に位置する、独立した生活圏を持つ地区です。

  • 北光小学校北光中学校の学区として、地域コミュニティが強い
  • ラルズマート北光店が主な買い物先
  • 中心部とは常呂川を渡る必要があり、心理的な距離感がある
  • 北見市街地の中では比較的落ち着いた住宅地

不動産の特徴

項目 データ
住宅地の坪単価 約4.5万〜5.5万円
地価変動率 横ばい
中古住宅の価格帯 200万〜1,000万円

中心部に比べて地価が安く、予算を重視する方にとっては有力な選択肢です。ただし、中心部への通勤・通学には車が必須となります。

こんな方に向いている

  • 予算重視で住宅を購入したい方
  • 地域コミュニティを大切にする方
  • 車通勤で中心部との距離が気にならない方

旧北見市エリア:東方面(柏陽駅・相内方面)

主な町名:東陵町、柏陽町、朝日町、桜町、田端町、青葉町、公園町、大町、並木町、相内町

住環境

JR柏陽駅(A61)方面から相内方面にかけてのエリアです。

  • 東小学校東陵中学校の学区
  • JR柏陽駅・愛し野駅(A62)が利用可能(ただし本数は限定的)
  • 中心部への車でのアクセスは良好
  • 相内町は旧北見市の東端で、さらに郊外的な性格

不動産の特徴

項目 データ
住宅地の坪単価 約1.8万〜5.8万円(相内町は特に安い)
地価変動率 横ばい〜微減
中古住宅の価格帯 100万〜1,200万円

東陵町・柏陽町あたりは中心部からの距離の割に価格が抑えられており、値ごろ感があります。相内町まで行くと坪単価は1.8万円まで下がりますが、生活利便性は大きく低下します。

こんな方に向いている

  • 中心部の東側に職場がある方
  • 予算を抑えて住宅を取得したい方
  • 相内方面:広い敷地を安く確保し、車で中心部に通える方

合併旧町:端野町

住環境

旧北見市の東側に隣接する旧端野町エリアです。北見中心部から車で約15分。

  • 東武イーストモール端野店(駐車場1,350台)が生活の拠点
  • のんたの湯(温泉施設)がある
  • スキー場があり、冬のレジャーが身近
  • 田園風景と都市利便性のバランスが特徴

不動産の特徴

項目 データ
住宅地の坪単価 約3.0万円
地価変動率 -1.08%
中古住宅の価格帯 100万〜800万円

中心部の半分以下の地価で、広い敷地を確保できるのが最大の魅力です。中心部への通勤・買い物は車が必須ですが、東武イーストモールがあるため日常の買い物は端野町内で完結します。

こんな方に向いている

  • 広い土地・庭付きの生活を求める方
  • 自然豊かな環境で子育てしたい方
  • 車での移動が苦にならない方

合併旧町:常呂町

住環境

オホーツク海に面した旧常呂町エリアです。北見中心部から車で約40分。

  • ホタテ養殖発祥の地。漁業と農業が主要産業
  • カーリングの聖地として全国的に知られる
  • ワッカ原生花園など自然環境が豊か
  • 生活圏は常呂町内で独立

不動産の特徴

項目 データ
住宅地の坪単価 約2.1万円
地価変動率 -1.56%
中古住宅の価格帯 50万〜500万円

地価は中心部の4分の1以下です。漁業・農業従事者や、海の近くでの生活を求める方向けのエリアで、一般的な住宅購入の対象としては限定的です。

こんな方に向いている

  • 漁業・農業関係で常呂に拠点がある方
  • 海沿いの生活を求める方
  • 最低限の予算で住宅を取得したい方

合併旧町:留辺蘂町

住環境

旧北見市の西側に隣接する旧留辺蘂町エリアです。北見中心部から車で約30〜40分。

  • おんねゆ温泉山の水族館(道の駅おんねゆ温泉内)がある
  • 白花豆の産地(日本一の作付面積・生産量)
  • 町内に一通りの生活施設はあるが、選択肢は限られる

不動産の特徴

項目 データ
住宅地の坪単価 約0.8万〜2.8万円
地価変動率 -1.19%
中古住宅の価格帯 50万〜300万円

北見市内で最も地価が安いエリアです。温根湯温泉エリアは坪単価0.8万円と市内最安値。中心部との距離があるため、留辺蘂に職場がある方か、リタイア後の移住先として検討される方が多いです。

こんな方に向いている

  • 留辺蘂に職場がある方
  • 温泉のある環境でゆったり暮らしたい方
  • 最低限の予算で住宅を取得したい方

エリア別比較表

エリア 坪単価 地価変動 中古住宅の価格帯 子育て シニア 利便性
中心部 6.7万〜8.1万 横ばい 500万〜1,500万
北方面 5.8万〜7.2万 横ばい 500万〜2,000万
西方面(三輪) 6.5万〜6.9万 +0.97% 300万〜1,800万
南方面 5.1万〜6.5万 -0.7% 250万〜1,500万
北光地区 4.5万〜5.5万 横ばい 200万〜1,000万
東方面 1.8万〜5.8万 横ばい〜微減 100万〜1,200万
端野町 3.0万 -1.08% 100万〜800万
常呂町 2.1万 -1.56% 50万〜500万 ×
留辺蘂町 0.8万〜2.8万 -1.19% 50万〜300万 ×

エリア選びで後悔しないためのポイント

1. 除雪の負担を考える

北見の年間降雪量は414cmです。一戸建ての場合、毎朝の除雪が日課になります。

  • 敷地内に雪を積めるスペースがあるかは必ず確認してください
  • 幹線道路沿いは除雪対応が早いが、住宅地の奥は後回しになりやすい
  • 除雪業者にシーズン契約すると年間4万〜8万円

2. 将来の資産価値を考慮する

北見市全体では地価が緩やかに下落しています(年-0.5%前後)。

  • 資産価値を重視するなら、中心部・三輪・高砂エリアが安定
  • 郊外(留辺蘂・常呂・相内)は地価の下落が続いており、売却時に苦労する可能性

3. 暖房費はエリアよりも建物で決まる

北見のどのエリアに住んでも冬は厳しい。暖房費を左右するのはエリアではなく建物の断熱性能です。中古住宅の場合、断熱性能の確認が重要です。


不動産購入のご相談

株式会社しろくま建物管理は、北見市・美幌町を中心に不動産売買を専門に手がけています。不動産売買500件以上の実績があります。

「どのエリアが自分に合っているかわからない」「予算内で希望に近い物件があるか知りたい」というご相談を承っています。エリアの特徴や物件情報を、当社の経験をもとにお伝えします。

  • TEL:0157-33-4185
  • 対応エリア:北見市・美幌町

よくある質問(FAQ)

Q. 北見市で子育て世帯に人気のエリアはどこ?

高砂町・美芳町(北方面)と三輪地区(西方面)が人気です。学校が集中しており、スーパーなど生活施設も近いため、子育て世帯に選ばれています。

Q. 北見市で一番地価が安いエリアはどこ?

留辺蘂町温根湯温泉エリアで、坪単価は約0.8万円です。旧北見市内では相内町(約1.8万円/坪)が最も安い水準です。ただし、中心部からの距離があるため生活利便性とのバランスで判断してください。

Q. 東三輪の地価が上がっている理由は?

三輪小学校の学区であること、国道39号・北見道路へのアクセスが良いこと、スーパーや生活施設が近いことが複合的に評価されています。北見市内で唯一の地価上昇エリア(+0.97%)です。

Q. 端野町や留辺蘂町に住んで北見中心部に通勤できる?

車であれば端野町は約15分、留辺蘂町は約30〜40分です。冬季は路面状況により時間がかかることもありますが、通勤している方は多くいらっしゃいます。


※本記事は2026年2月時点の情報に基づいています。地価データは国土交通省の公示地価・基準地価、中古住宅の価格帯はポータルサイトの掲載情報と当社の取引実績を参考にしています。